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Q&A
2016/03/24

Q&A「刺身用の鶏肉は、ありますか?」

鳥新通信

 「生食用の新鮮な鶏肉が欲しい」とのお問い合わせがありますが、私どもではお断りしています。
現状では「生食用の鶏肉」というものは、生産されておりません。
保健所からも定期的に「生食用販売をしないように」との指導があります。
ですので、お断りするしかないのです。

 鳥の腸管内には高い確率で、食中毒の原因となるカンピロバクターという細菌が生息しています。
このカンピロバクターは、鳥や牛、豚などの家畜に限らず、あらゆる動物が保菌していますが、日本国内の処理場での洗浄作業でも、この細菌を取り除くことは困難です。
ですから「新鮮な鶏肉」でも、生で食べれば食中毒にかかる可能性があります。
当然ですが、万一、食中毒を発生させてしまったら、営業停止になってしまいます。

 一部の地方では、スーパー等で鶏さしみ・タタキが販売されていますが、これはもう食文化というか・・・
しかし「駄目です!提供すること、食べることは控えて下さい」とも言えません。禁止する法律がありません。
鶏肉を生で食べるということは、ハナから想定されていないのです。

 鶏肉のお刺身を食べたい!という お声は、少なからずあるのですが、食中毒を起こす大きな原因となりますので、充分に加熱して提供・お召し上がり下さい。
カンピロバクターは、75℃以上で1分以上加熱することで死滅しますので、特に神経質になる必要はなく、通常の加熱調理をすれば、大丈夫です。


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※写真はイメージです。

 

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