【100年4世代脈々と受け継がれる至宝の逸品
”シャラン鴨”カナール・シャランデ 】
■メゾン・ヴェルディエ
ヴァンデ県北部シャランに広がる湿地帯。
鉱物の塩、プランクトン、さまざまな養分を多く含むこの湿地帯で、シャラン鴨は飼育されています。
長年の経験のもと、ビュルゴー家4代にわたる伝統的な飼育条件を満たす契約農家で飼育された鴨のみが、BURGAUDラベルの製品になります。
シャラン鴨は「湿地の鴨」とも呼ばれるほど、ミネラルやプランクトンが豊富で肥沃な湿地帯の草原で育ちます。ヒナは最初の1週間は室内で飼育され、その後市場に出されるまで8~9週間はこの湿地の中で、自然の恵みを充分に受けながら成長します。
シャラン鴨の最大の特徴は「au sang(オ・ソン)」という屠殺方法です。血抜きせず体内に残した血が全体に周り、肉は鮮やかな赤色、そして、やわらかく滋味深い肉質となるのです。昔は、シャランのほとんどの農家がシャラン鴨を飼育していましたが、労力と経済効率の悪さから、伝統的な飼育と屠殺方法を守っているのはビュルゴー家だけになっていました。今では、設備や輸送方法こそ現代的に変わりましたが、鴨種や飼育方法は初代から100年以上変わることなく受け継がれています。