【220年以上つづくパンデピスの老舗】
■ミュロ・プティジャン
10世紀に中国で初めて記録されたパンデピスは、ブルゴーニュ公フィリップ・ル・ハルディの妻マルグリット・ド・フランドルによってブルゴーニュ公爵家の食卓にのぼりました。20世紀には、ディジョンの名産として12件ものメーカーがありましたが、現在、ミュロ&プティジャンがディジョンで最後のパンデピス生産者となっています。
ミュロ&プティジャンは、代々受け継がれてきた伝統的なノウハウを忠実に守り続けています。昔と同じように、小麦粉と蜂蜜がベースの生地を数週間寝かせます。 湿気の多い日本ではできない工程だそうです。
ブルゴーニュ様式で建てられた店舗内は、まるで宝石箱のよう。
実際につかっていた昔の道具や機械を展示したミュージアムができました。
デジタル技術を駆使した映像とともに、パンデピスの歴史をしることができます。