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学園祭が繋いだ出会い

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学園祭の焼き鳥に込められた’’想い’’ ―― 高校生たちとの忘れられない出会い


数年前のある日、事前の連絡もなく、当社に高校の生徒さんが7名ほどで訪ねてきました。

訪問の目的は、学園祭で販売する焼き鳥の見積もり依頼と提供のお願いでした。
来てくれたのは、近隣のM高校の生徒さんたち。

彼らは、学校の限られた予算の中で“学園祭を成功させるために焼き鳥の販売をしたい”と、自らの意思でお願いに来たのでした。

突然の訪問と要望の内容に、当初は戸惑いと難しさがあったものの、生徒さんたちの熱意と真摯にお願いをする姿に、こちらも心を動かされ、社内で話し合いを行い

「社会の厳しさも感じてもらいながら、それでも応援したい。」との想いから、「自分たちで商品を取りに来てくれれば、特別に希望の価格で協力する」ことを提案しました。

すると生徒さんたちは誰一人、不満な顔をすることもなく、嬉しそうに“自分たちで取りに行きます!と答えてくれたのでした。


ところが、予定していた数量では電車での運搬は厳しい量であり、そこで担当の森が「自分で届けたい!」と申し出て、自ら配送に向かうことに。

学園祭当日、約束の時間に学校へ向かうと、正門前では20名ほどの生徒さんたちが笑顔で出迎えてくれました。イベントは大盛況で、焼き鳥は完売。後日、余ったタレを回収に伺うと、生徒さんから自筆でお礼のお手紙をいただいたのでした。


担当した森はこう話す。「誰かに配達を任せるのではなく、自分の手で届けたいと思ったのは、今日まで仕事をしてきて初めてだった。自らの意思で会社まで来てくれたこと、そして彼らの人柄や学園祭を成功させたいという強い想いに感銘を受けた。」と今でもその手紙を肌身離さず大切にしながら話してくれました。