~肉食のすすめ~ 高齢者ほど肉食を!

~歳を重ねるほど、意識してお肉を食べましょう。目安は1日100グラム!~
ご存じですか? 実は、高齢になるほど、お肉の摂取が必要です。
健康長寿医療センター研究所の調査によると、痩せている高齢者は早く亡くなる傾向にあることがわかっています。
老化に伴い食が細くなり、栄養吸収率が下がってしまいます。さっぱりしたもの、、と野菜ばかり食べていると栄養不足になってしまいます。
身体を作る素となるタンパク質が不足すると、足腰の筋力が低下し、転倒しやすくなります。ご存じのように高齢の場合、転倒すれば骨折の危険が高く、悪くすると寝たきりになってしまうこともあります。
タンパク質の不足は、そのほかにも免疫機能の低下や貧血の可能性も高くなります。
肉には、健康を維持する上で欠かせない栄養素が豊富に含まれているのです。
① 筋力の低下を防ぐ
適度な運動と組み合わせることにより、足腰の筋肉を維持できます。身体の素になるタンパク質を作る必須アミノ酸は、食事で補うしかありませんが、お肉はこの必須アミノ酸を最も効率よく取り込める食材です。
② 血圧を下げる
肉に含まれる必須アミノ酸が、血圧の上昇を抑えます。特に脂肪の少ないお肉がおすすめです。
③ 免疫力向上
タンパク質は免疫力を高めます。特にがん細胞等を撃退するナチュラルキラー細胞の働きを高めることがわかっています。
④ 貧血予防
レバー等に含まれる鉄分は、ほうれん草などに含まれる植物性のものよりも吸収されやすく、2~5倍も吸収率が高くなっています。 このような理由から、高齢になるほど、お肉を積極的に食べましょう。
毎日とる必要がある必須アミノ酸は、脂肪分の少ないお肉を毎日、少しづつ食べるようにしましょう。目安は、1日100gです。特に高たんぱくで・低カロリーな、鶏むね肉やささみがおすすめです。
以前の鳥新通信でもお知らせしたように、疲労回復成分もたくさん含まれる上に、記憶力の改善等、老化防止にも最適です。
以前の鳥新通信
・「Q&A/ピエールオテイザの生ハムはどこで買えますか?」
(鳥新通信 2017/3/17版)
・すごいぞ、むね肉! 渡り鳥の謎、解明?「疲労回復にイミダゾールペプチド!」
(鳥新通信2016/2/15版)
・すごいぞ、むね肉!2「記憶力の改善にもイミダペプチド!」
(鳥新通信2016/04/15版)
※写真はイメージです